2LDKの家賃高騰中

そもそも、今までの平米当たり賃料が安過ぎたというのもあるが、2LDKの家賃が高騰している。分譲マンションの価格が上がっていることの影響が出ているのだろう。東京23区内の新築分譲マンションの平米単価は、現在170万円を超えている。2LDKだとミニマム50平米はあると考えると、8500万円は支払わないとマンションの一室も買えないのだ。新築分譲マンション価格の高騰により、中古分譲マンションの価格も上がり、分譲マンションを購入するという選択肢が取れなくなったファミリー層が、賃貸に流れ込んでいるという状況が想像できる。そして、市場に2LDKの賃貸物件が少なくなることにより、強気の家賃でも貸せるようになってきているのだと思う。1R/1Kで値崩れが起こっているのとは正反対の話である。これからは、弊社の「新築の間取りコンサル」でも、積極的に2LDK以上の住戸を作ることを検討する必要があるのだろうな。

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