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砕石パイル工法に対する私見
少し前のエントリでは変わり種の地盤改良工法として紹介してしまったが、今から紹介する砕石パイル工法は、利用頻度が比較的高い。3階建て程度までの建物荷重に対してであれば、改良強度とコストのバランスが取れて ...
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一般工法と認定工法
柱状改良には、一般工法と認定工法という分け方もある。一般工法は、日本建築学会や日本建築センターが公示する方法で設計/施工されるもので、標準的な改良強度とコストとなっている。認定工法は、設計/施工に特別 ...
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建築向け地盤改良のカテゴリ
土木向けは割愛し、建築向けにフォーカスを当てると、地盤改良は4つのカテゴリに分けることができる。①表層改良、②柱状改良、③杭打ち、④その他である。 表層改良は、地表面から深さ1m程度のところに建物を支 ...
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鋼管杭の隠れた不利益
地盤の支持層が深度10m前後と浅いと、柱状改良と鋼管杭の価格が同程度になることがある。この場合、柱状改良と鋼管杭のどちらを選べば良いだろうか。答えは、柱状改良である。何故なら、鋼管杭を採用する場合には ...
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ロームが深い時の考え方
関東ローム層という単語を耳にしたことがある方は多いと思うが、これは富士山などの諸火山が由来の火山屑が、噴火や風雨で飛ばされて堆積した地層である。含有する鉄分が酸化しているので、赤土としても知られる。良 ...