EV無しWRC4層という勝ちパターン

三種高度、建蔽率60%~80%の容積率300%、間口6m以上の土地で接道に問題が無い場合、EV無しWRC4層という勝ちパターンの新築を計画できる。準防火地域内の耐火建築による建蔽率+10%ボーナスも利用しつつ、1層当たり70%前後の容積率を4層重ねることで、限界近くまで土地のポテンシャルを活かせるというのがポイントである。そして、WRC4層であれば壁厚150のシングル配筋が成り立つ、地盤改良費が嵩みにくい、型枠の使い回しが効く、EV無しでも募集への悪影響が小さいという理由で、建築費を抑え易い。1F床のレベルを多少下げる必要が出てくる場合もあるが、建物の高さを10m未満にすることで日影規制を回避できるので、計画を成り立たせることも容易だ。

ただ、この勝ちパターンは既に色々なプレーヤーに知られているため、今は条件に合致する土地がなかなか出てこないし、出てきたとしても割高なことが多い。もし条件に合致する土地を安く手に入れられる機会に恵まれた場合には、ぜひ新築投資にチャレンジしてみて欲しい。相当なヘマをやらかさない限り、勝てる投資になるだろう。

-不動産1mm成長録
-, , , , ,

© 2021 Tenjin Service LLC.