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小規模の功罪
①地上3階以下、②建物高さ13m以下、③軒高9m以下、④延べ面積500平米以下の全てを満たす建築物の地盤改良は、『小規模建築物基礎設計指針』というガイドラインに従って設計が成り立てば、確認申請を通すこ ...
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ロームが深い時の考え方
関東ローム層という単語を耳にしたことがある方は多いと思うが、これは富士山などの諸火山が由来の火山屑が、噴火や風雨で飛ばされて堆積した地層である。含有する鉄分が酸化しているので、赤土としても知られる。良 ...
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建築仮設の構造設計
建築物の構造最適化をコンサルティングメニューに抱えている私だが、VE(バリュー・エンジニアリング)による総建設費の削減が成果であるならば、建築仮設の構造最適化からも逃げるわけにはいかない。特に、半地下 ...
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不動産1mm成長録 土木1mm成長録 建築1mm成長録 雑記帳
現場に足を運ぶ理由
施工条件(接道/地型/高低差/越境/運搬経路など)や周辺環境(街の雰囲気/近隣施設/歩き易さ/地場の家賃相場など)は、実際に現場を訪れ、その周りも歩いてみないと分からないことが多い。不動産会社の資料か ...
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パイルド・ラフト基礎
摩擦杭や地盤改良体による摩擦力でベタ基礎を支える基礎構造を、パイルド・ラフト基礎という。一般的には、大手ゼネコンが大規模プロジェクトで用いる特別な基礎構造のように思われているが、3層~5層程度の中層建 ...
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半地下で考慮すべきこと
一定条件を満たした地下室は、延床面積の3分の1を上限として、容積率算定上の延床面積から外せる。これを活用して半地下の住戸数を増やすと、建物の利回りを上げることが可能だ。しかし、半地下は設計も施工も難し ...