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車は急に曲がれない
建設予定地までの道路幅員は、3m程度あれば特段問題無く施工できることが多い。ただし、曲がり角が無ければの話だ。狭小地で使うコンパクトな重機であっても、全長は道路幅員以上になることが多いため、曲がり角が ...
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ロームが深い時の考え方
関東ローム層という単語を耳にしたことがある方は多いと思うが、これは富士山などの諸火山が由来の火山屑が、噴火や風雨で飛ばされて堆積した地層である。含有する鉄分が酸化しているので、赤土としても知られる。良 ...
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いつも公が正しいわけではない
建築基準法上の耐震基準と住宅性能評価の耐震等級を混同し、必要の1.25倍の耐震性能(=耐震等級2)が無いと確認が下ろせないと言ってくる確認検査機関に当たったことがあった。東京都建築安全条例の第19条を ...
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建築仮設の構造設計
建築物の構造最適化をコンサルティングメニューに抱えている私だが、VE(バリュー・エンジニアリング)による総建設費の削減が成果であるならば、建築仮設の構造最適化からも逃げるわけにはいかない。特に、半地下 ...
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不動産1mm成長録 土木1mm成長録 建築1mm成長録 雑記帳
現場に足を運ぶ理由
施工条件(接道/地型/高低差/越境/運搬経路など)や周辺環境(街の雰囲気/近隣施設/歩き易さ/地場の家賃相場など)は、実際に現場を訪れ、その周りも歩いてみないと分からないことが多い。不動産会社の資料か ...
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パイルド・ラフト基礎
摩擦杭や地盤改良体による摩擦力でベタ基礎を支える基礎構造を、パイルド・ラフト基礎という。一般的には、大手ゼネコンが大規模プロジェクトで用いる特別な基礎構造のように思われているが、3層~5層程度の中層建 ...