車は急に曲がれない

建設予定地までの道路幅員は、3m程度あれば特段問題無く施工できることが多い。ただし、曲がり角が無ければの話だ。狭小地で使うコンパクトな重機であっても、全長は道路幅員以上になることが多いため、曲がり角があると回転半径を確保することが難しい。そのため、運搬経路の途中に曲がり角がある場合や、建設予定地の地型が旗竿の場合は、重機の運搬可否をオペレーターに早めに確認してもらった方が良い。設計が進んでから施工不可と判明すると、工期的にも金銭的にもダメージを受けてしまう。なお、最も大きな重機を使うのは地盤改良もしくは杭工事の時が多いので、少なくともそれらの施工機が運搬できるかは押さえよう。

-建築1mm成長録
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